ヤフーが16期連続最高益というニュースが
出ていました。
ヤフーは24日、2013年3月期の連結純利益が1073億~1096億円(前期比7~9%増)になるとの見通しを発表した。スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)向けを中心にネット広告が伸び、最高益を更新する。
http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASGD2407O_24102012000000&utm_source=buffer&buffer_share=303c8
今回はヤフーの報道ですが、相対するgoogleも常に好業績・高成長を
続けています。
広告費がインターネットに流れ、その結果として
2大検索エンジンに収益も流れていると考えられます。
インターネットは素晴らしいと人ごとに言ってられない部分も
あると思います。
インターネットで便利になる分、その分衰退する産業もあると
いうこと。
既存の広告媒体は廃れていくでしょう。
新聞広告やチラシ、TVCM等も全てが上昇するということは
ありえません。
人の時間は有限ですので、インターネットを見る時間が
多くなった分、他の時間は減っているということで
これは広告業界にあらずともリアル店舗を営業している
あらゆる業態の店が少なからず影響を受けているわけです。
またインターネットの場合、集中する傾向もあります。
実際の店舗の場合、その店舗の場所によって、物理的な
比較の限界地があり、集中するにも限界がありますが、
インターネットの場合、特定の店の品が良ければ、日本全国から
その店だけに集中し、他の店は一切売れない、というような
現象が起こってもおかしくありません。
広告においては利益のほとんどをヤフー、グーグルに
取られ、独占されてしまうリスクもあります。
ヤフー、グーグルに反した動きをビジネス上
取ることができないというのも一つのリスクです。
うまく共存共栄する流れを作らなければ、
この流れが必ずしも良いとは限らなくなるということも
認識しておくことが必要だと思います。