まだ子供の頃から耳にしているエルトン・ジョンの音楽ですが、YouTubeで
彼のライブを見ると、スタジオ版よりも遥かにライブのほうがよく
出来ていることがわかります。
ニューヨーク在住中に私は何度も彼のライブコンサートに行っていますが、
すごいパワーで、ものすごく楽しいコンサートばかりでした。
すっかり彼のライブに魅せられた私は2000年のニューヨークは
マディソン・スクエアー・ガーデンでのライブのDVDをネット通販で買いました。
このDVDは、One Night Only というタイトルで、グレーテストヒットと言うことで、
彼のそれまでのヒット曲ばかりが演奏されて、飽きることが全くありません。
ゲストが出演して、一緒にデュエットする曲も多く、あっという間に見てしまいます。
エルトン・ジョンは11歳でイギリスの王立音楽院に奨学生として入学し、
17歳まで、そこで学びました。彼のピアノのうまさは、そう言う
きちんとしたクラシックピアノのバックグラウンドがあってのことだと言えます。
彼が自分の名前がついた奨学金を学校に寄付するために開いた、王立音楽院の
学生のオーケストラとのコラボコンサートは一見の価値ありです。
彼のピアノがすごいと思えるのは、ソロでコンサートしているのを見るとわかります。
ピアノ一台だけで歌っているのに、まるでフルオーケストラと一緒に
演奏しているかのように見事なピアノプレイを聞かせてくれます。
エルトン・ジョンは今では「サー」の称号を持っていますが、やはり
それだけの実力の持ち主だと思います。