スクウェア・エニックスはひたすらハイエンドを
追求したゲームを作り続けているように見えます。
スクウェア・エニックスというよりはスクウェアの血と
いう部分でしょうか。ファイナルファンタジーに
始まった高画質・高クオリティを追求する世界。
その方向性はもはや現在では廃れてきて、
人々の向いている方向性は違うのでは?という思いが
ありましたが、この記事を読んでなるほどと
また理解が深まりました。
参考)
今,ハイエンドなゲーム制作に取り組む意味とは?
――スクウェア・エニックスが「Luminous Studio」で
目指す“ゲームの未来”について聞いてみた
http://www.4gamer.net/games/092/G009287/20121122035/
どうしてもPlay Station3ではなく、任天堂Wiiが成功したように
見えてしまう今、ゲームに求めているのはある意味単純さでも
あり、楽しさを求めているのであって決して映像を
求めているのではない、という思考に行きつきます。
単純に見るとそれは間違ってはいないのですが、
このインタビューからは今の映像追求ではなく、
さらにその先のゲームの未来を見据えて今現在を
一歩一歩進んでいるんだということが伺えます。
映像のキレイさには興味はなくなってきている、と
言いながら映画のアバターには確かに多くの人が
興味を抱いていたことは間違いありません。
そうすると現在の映像が綺麗な世界ではなく、
その先のバーチャルリアリティが完全に再現できる
世界が出来上がったとき、その技術は大きく見直され
評価される可能性もあるということです。
そして技術的には実現する時期はそう遠くないと
思われます。
ゲームがローテクなものがいいのかハイエンドな
ものがいいのか?
この2択を選ぶという問題ではないのかもしれません。