facebookの食べ物問題で炎上した話が
あります。
あちこちで騒がれていたのが目につきました。
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突然ですが、なにも考えずにFacebookで食べ物の投稿を
毎日のようにしている方々に言いたいことがあります。
あなたのFacebook友達の中に、アフリカで内戦後で飢餓に苦しんで、
助けを求めるためにFacebookをやっている 人もいるかもしれません。
少なくとも、
わたしのFacebook友達の中にはいます。
「そんなに食べてるのか!焼き肉? 毎日?」とか思うでしょう。
実際本当にそういうコメントをしていたアフリカの人の投稿を見ました。
インターネットを通して、グローバル化しています。
人類のための何ができるか考える人たちが増えて!
と願います。おいしい食べ物をあなたが食べていることを
公表することによって人類幸せになるの
でしょうか??
https://www.facebook.com/jun.y.kitamura/posts/5001134034433
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これが結局SNSの難しいところになると思います。
特に閉鎖的ではなく、あまりにもオープンかつ
実名を前提としてfacebookでは問題になりやすいといえるでしょう。
これも単なる比喩として、おそらく本人の意図との
共通認識としては
「毎日食べ物をアップしている人達がいる中で
貧しい生活をしている人達がいるので
その人達のことを忘れないようにしなければならない」
これが正しいものではないでしょうか。
もとの発言のまま解釈すると
facebookに食べ物を載せてはいけない、人類が幸せになるものではないから。
他のコメントでもありましたが、子供の写真を載せてはいけない、
子供が作られないで悩んでいる人々もいるのだから、
そして同じ理屈をいうと
自分の成功したこと、楽しいことを書いてはいけない、
世の中には苦しんでいる人がいるのだから、
そんな話になってしまいます。
世界中の全ての人のことを考え、気になることを
書いてはいけないのであれば、インターネットという世界には
何一つ楽しいことは書けないという結論になる可能性が
極めて高いのではないでしょうか。
そしてそんな悲観的に満ちたインターネットの世界を
作ることが一体に誰にとって幸福なのか?
むしろインターネット上を楽しい場所にして
それを見て、自分達も頑張っていく、
そんな方法の方が良いように思えます。