スマートフォンの「進出」というより
スマートフォンの「浸食」と言った方が良いのでしょうか。
異分野の既存市場を次々と奪い取っているということが
記事にされています。
参考
見えてきたスマートフォンの正体
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1211/26/news029.html
国内の携帯電話市場は4年ほどで従来型から
スマートフォンに入れ替わるということ。
これは従来のガラケーがスマホに変わるということを
意味するだけでなく、他の機器の市場を奪い取って
いるということです。
・デジカメ
・ビデオカメラ
・カーナビ
・音楽プレイヤー
機器で見ると上記くらいのものかもしれませんが、
実質的に持ち運びできるPCと同レベルに
近づくことによって、他のエンタテイメントも
スマホにシフトしてきています。
ゲーム、TV、本、映画等のエンタテイメントも
スマートフォン市場に奪われていくのは間違いないでしょう。
携帯電話が流行ったときにCDが売れなくなったのと
一緒で、「人が持ち得るお金は有限、時間も有限」
ということがあります。
一定の所得しかない上でできることは限られていますし、
スマホに時間を使うのであれば他の余暇時間は
当然短くなります。
重要なこととしては時代の流れを否定しても
何も始まらないということだと思います。
他の機器が奪われたから、困っているでは
何も解決しません、新たな機器、新たな需要が
生まれたのであれば商品もまたその時代に
合わせていかなければいけません。
いつまでも既存の物が売れ続けるなんて
保障はどこにもないんです。
次の着眼点をどこに見つけられるかで
勝負は決まってくるものだと思います。