社会

衆院選を前に改めて選挙制度を考察する

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いよいよ衆議院議員選挙が近いですが、日本は二大政党に向いているのか
否かというのが一つのテーマとなっています。

ただ、現与党は失策続きで低空飛行が続き、その対抗勢力たる最大野党も
結局先祖帰りするだけではないかという懸念もあり、今ひとつインパクトに欠けるような気がします。

すると、いわゆる「第三極」が注目されますが、この乱立状況は予想以上です。
地域政党がいつの間にか国政に殴りこんできたり、原発を争点にしたり、
横文字(マニフェストではない)を標榜していたり、歴史ある党のはずが
存在感を示せなかったりとさまざまです。

しかし、結局政策が見えない、党が多すぎてカラーがよくわからないも事実であり、
近年の傾向ですが無党派層がどう流れるかで政権も大きく変わりそうです。

だからこそ、投票は行くべきなのですが、ここまで混迷していると投票の
判断が難しいともいえます。では、どこに注意して政策を見ればよいのでしょうか。

現与党に期待する人はおそらく少ないでしょう。震災復興もままならず、
それでいて増税路線に舵を切る。また、周辺諸国から「日本」という国家に
対する挑戦が喧しくなったのも、ひとえに現与党の政策の弱さの結果とも
いえるかもしれません。

すると、最大野党が標榜しているのは右傾化でもなんでもなく、至極まっとうな
主張とも言えるのですが、経済政策は公共事業中心のはっきり言って時代遅れとしか
思えないようなものも多く、やはり首を傾げざるを得ません。

いわゆる第三極で一番声高な党はどうでしょうか。完全な迷走であり、
船頭多くして-の典型に思えてなりません。

また、政策を丁寧に見ていくとどこに着地させたいのかわからないもの
ばかりで、かえって日本経済の活力をそぐのではないかと危惧されます。

二大政党といわれて久しいですが、結局日本には二大政党はそぐわないのでは
ないでしょうか。二大政党はメディア戦略、もっといえばメディアによる
政治コントロールに向いているのでメディア主導でこれでもかとばかり
主張されていますが、日本人のメンタリティは「和を持って尊しとなす」を
持ち出すまでもなく、少数意見だからといって多数の原理で押さえ込むと
いったことは避けられてきました。

ここでなし崩し的にメディア支配を進行させるのでなく、それこそ「和」を
持った政治を実現すべく、中選挙制への移行や比例代表の縮小を真剣に
考えるべきでしょう。

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