香港を拠点にするキャセイパシフィック航空が
賃上げに関する抗議行動として、乗客への笑顔を
拒否するという行動に出るという話が報道されています。
実に意味がわからない行動です。
乗客の乗る本数を減らす等でしたらまだわかりますが
こんな乗客へのサービスグレードダウンなんてものは
不評を買うだけ。
不評になって乗らなくなる→経営が苦しくなる
→給料が下がる
というスパイラルになるのではないでしょうか?
ストライキをするような会社も最近は日本では
見かけなくなってきました。
やはりお客様宛に不便な思いをさせたり、質を落とすと
いうのは最終的には何のメリットもありませんし
サービス業としてはあるまじき姿です。
質の悪さは外部に見せつけて労使交渉に持っていくとは
従業員側のレベルの低さを見せつけているようです。
今は従業員側にとっても苦しい時期であり、いつでも
解雇され、働きたい希望者はいくらでもいるという時期。
自分は反抗するということをわざわざ見せつけては
いけないという反面教師にしなければいけません。