嘉田知事が知事の国政の「兼務」の状況、特に
日本未来の党の党首であるということも
あり、非難が出ているようです。
「国政に関与することが県益につながる」
「軸足はあくまで滋賀県にあり、そのための国政関与」
ということですが、本当にそうなのか?
国益と県益が矛盾することもありますし、
滋賀県のために日本全体に対して影響させられたのでは
他の県の人はどうかと思うところもありますよね。
選挙で選ばれる特別職という位置づけになるので
普段の常駐していなければいけないものではないと
いうのは法的に問題ないとしても、それでもやっぱり
納得感というのは難しいものがあります。
これではアドバイザー的な役職になってしまうのではと
いう懸念もあります。
もしもともと2つの職務が同時に実行可能なものだとしたら
1つの職務は1日の半分の時間で対処可能なものということの
証明になってしまいませんか?
もちろん2つ兼務することによる相乗効果で効率性や成果が
上がるとはいえども、2つの職務を100%こなせるというのは
単独でやっている人からすると何かおかしいし、矛盾すると
いう話になるかと思います。
頭脳が必要で職務時間が関係ない職業なのでしょうか?
もしそうであるならそれを明確にして欲しいと思います。