秋から冬にかけては、手の乾燥でお悩みの方も多いかと思います。
毎日の家事などで手がカサカサになったり、しもやけやアカギレで血がにじんできたり、
空気が乾燥する季節は手の乾燥肌対策として、ハンドクリームがかかせませんね。
さて、このハンドクリームには様々な種類が出ています。
手荒れの種類によって使い分けが必要になりますが、ご存知でしょうか?
カサカサと乾燥して白っぽくなったような手には保湿系のハンドクリームが
オススメです。成分としては、ヒアルロン酸やセラミドなどを含むものが向いています。
しもやけやあかぎれになってしまった手には、ビタミンEを含むハンドクリームが
オススメです。しもやけやあかぎれの原因は低温による血行不良です。
ビタミンEには血行を促進する作用がありますので、効果が期待できます。
手や指の角質化したところには、尿素系のハンドクリームがオススメです。
尿素には肌のガサガサになった角質層を溶かして削り取っていく作用があるので、
硬くゴワゴワした肌も柔らかく改善されていく効果が期待できます。
一見同じように思えるハンドクリームでも症状によって使い分けをしないと、
十分な効果が発揮できません。
また、ひどい湿疹やアカギレなどは市販のクリームだけに頼らずに、
早めに皮膚科を受診することも大切です。