写真を撮る時、多くの人が「はい、チーズ」と言うと思います。
これは、アメリカで「Say cheese」と声をかけるのを、
そのまま和訳してしまったんですね。
英語で「cheese」を発音すると最後の「se」は小さな音になり、
口の形が「チィー」となるので、笑顔のような顔をすることができます。
日本語で「チーズ」と言ってしまうと、どうしても「ズ」の口になりがちですから、
「チー」の時点で写真を撮りたいところです。
(そうすると心の準備ができない人もいるかもしれません)
最近では口の形が「イ」になるように、写真を撮る人が「1+1は?」と
声をかけて、撮られる側が「2」と答えて撮るということもあるみたいです。
その方が、笑顔に近い写真が撮れていいかもしれませんね。
アメリカ以外の国々でも写真を撮る際の掛け声というのがあります。
どんなものがあるかご存知ですか?
韓国では「キムチ」と言います。
冗談のようですが・・・韓国語では「キム・チー」という感じの発音に
なるので、口の形が「イ」になりますね。
ニュージーランドでは「キウイ」、アルゼンチンでは「ウイスキー」、
スペインでは「トマテ」(=トマトをトマテと発音するのです)と言います。
どの国の言葉も最後の音で、口の形が「イ」や「エ」になり、笑顔に近い顔になる言葉ですね。
しかも、お国柄の表れる言葉が選ばれているというのが共通です。
日本で「はいチーズ」に代わる言葉を考えるとしたら、何がいいと思いますか?
「サムライ」なんて、外国人にも人気が出そうですよ。笑