みなさん、アスタキサンチンという用語を聞いたことはありますか?
数年前から、よく巷で聞く、有名な成分になってきました。
アスタキサンチンとは、カニ・エビ・サーモンに含まれる
オレンジ色の成分で、抗酸化作用がある物質です。
抗酸化作用と言っても、難しく聞こえるかもしれませんが、
皮を向いたりんごが、空気中の酸素と反応して、茶色くなりますよね?
あれも酸化作用で、人間に当てはめると、老化に当たります。
その老化を食い止める役割をするのが、抗酸化作用のある物質です。
私たちは毎日、生きていくには酸素を吸う必要がありますが、
悲しいかな、この酸素が体内で活性酸素となり、私たちのの細胞を、
組織を老化に導いています。
少しでもその老化を食い止めるために、積極的に摂取したいのが、抗酸化物質で、
アスタキサンチンの他には、ポリフェノールやビタミンEも仲間です。
アスタキサンチンを含むサプリメントや化粧品も、
たくさんで回っています。
もちろん、補助的にそれらを取り入れるのは、大賛成ですが、
個人的には、やはり私たちの人間の健康と美しさは、
日々の食事が大事だと思っています。
食品の中でも、効率的にアスタキサンチンを
摂取できるのは、サーモンです。
冒頭に紹介したように、アスタキサンチンはオレンジ色の物質です。
エビやカニは表面の甲羅にほとんどのアスタキサンチンが含まれており、
効率的に摂取することは難しいです。
一方で、サーモンは、筋肉に当たる箇所がすべて
オレンジ色をしています。
つまり、可食部のほぼすべてにアスタキサンチンが含まれており、
食品の中では最も効率的に摂取できると言われています。
冬場の鍋の季節、
エビやカニを入れると、オレンジ色のオイルが浮いてきますよね?
あれにもアスタキサンチンが含まれています。
女性のみなさん、最初の一杯目で必ずゲットしたい部分ですね。