日本人はカルシウムが足りないといろいろなところで言われ、
対策として牛乳を飲むようにも言われているので、健康に
関心のない人でも大体は「カルシウムが足りないから
牛乳を飲んで健康になれる」くらいには感じていると思います。
しかし、これには大きな罠があります。
1点目は、日本人に足りないのは実はカルシウムではないと
いうことです。
マグネシウムが足りていないと、カルシウムをいくら摂取しても
吸収されず効果が出ません。
また、欧米の調査で、むしろカルシウムとマグネシウムの
体内での比率が重要で、マグネシウムに対してカルシウムが
多すぎる比率になっている人が皮膚や血糖など健康に問題を
抱えている場合が多いことが明らかになっています。
また、そもそも牛乳はカルシウム摂取源として実は不適切です。
なぜなら、牛乳に多量に含まれるリンは、カルシウムの
吸収を阻害する物質だからです。
それなのに、何故カルシウム不足が問題となり、牛乳がベストの
対策だと言われているのでしょうか?
その裏には、牛乳業界の利権の問題がからんでいます。
というわけで、リテラシーの高い人が健康のために
今注目しているのはマグネシウムです。
欧米のマウス実験でで、アトピーなどの皮膚の炎症にも効果が
立証されつつあります。
欧米では、入浴剤に入れて皮膚から吸収するのが一般的です。