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自分でやった方が早い病についての議論

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自分でやった方が早い病という本が以前発売されたことも
あり、この内容についての議論が出ています。

要は30代の新人リーダーあたりになると
できの悪い部下に仕事を任せずに
「自分でやった方が早い」ということで
自分で仕事をやってしまうという病のことです。

こうならないようにしないといけない、のが
一般的な意見としてありますが、
「できない人に任せるわけにはいかない、
できない人に仕事を任せて自分まで悪い評価を
されるわけにはいかない」

こんな意見を出している人も見かけました。

まさに自分でやった方が早い病であり、これでは
いつまでも組織を成長させることができず、
マネジメントに進むことができなくなってしまいます。

自分は高いパフォーマンスを発揮できるのは
当たり前ですが、それよりも上にいくには
マネジメントに進まなければ組織運用の仕事の中では
上にいけなくなってしまうのです。

そうはいっても、言葉では簡単ですが、実際は
そう簡単ではないというのはつくづく思います。

入ってくる人は本当に仕事ができません。
特に経営層と新人でみた場合、仕事に対する覚悟も
報酬も意識も違いますので仕方がない部分があります。

そして自分で仕事を行う能力とマネジメント能力も
実際は違います。

自分で仕事が優秀だからといって教えるのが優秀とは
限らないので、そこで仕事を任せられない病に201
なってしまうんです。

ではこうすれば解決するというのがないのが難しいところ。
任せ方を考えて、上手く任せるのは結局は
痛手を受けながら、任せてみて、任せ方を
学んでいくしかないのかもしれません。

マネジメントとはそういうもの

マネジメントとしてはそういうもので
全て自分でやらないで、どんどん任せていかなければ
いけないのですが、もう少しプレーヤーとして
極めるようなキャリアも日本企業にあっても
いいようにも思います。

日本ではある程度の年次になると
マネージャー化が必要になりますが
プレーヤーのプロフェッショナルで上まで
昇りつめる、これも一つの才能として
認めてもいいように思うのです。

マネジメントする人が必ずしも一流のプレーヤーでは
ありませんし、その逆もしかり。

最近では多少は異なるキャリアも増えてきている
ようではありますが、大企業となってくると
どうしても画一的なキャリアを要求しているようにも
思えますし、プレーヤー専門職も形だけなんて
ところが多いような気がしますね。

日本企業もこれまでの延長を続けているだけで
生き残れなくなってきていますし、新たな方法を
考えてみてもいいのではと思います。

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