マンションやアパート等、庭の無い住宅環境でも、実現が可能な
ガーデニングや家庭菜園が人気を集めている様です。
これらは俗に、「ベランダ菜園」、「ベランダガーデニング」と呼ばれています。
狭いベランダでも、プランターや鉢などで栽培をする事で、キュウリやゴーヤなどの
野菜類から始まり、ブドウやミカン等の果樹までも栽培が可能と言うのですから驚きです。
栽培目的は様々ですが、基本的には「安全性を重視して」と言う方が
多いのではないでしょうか。
小さな子どもさん等の家族の為に、採算度を度外視して手間暇をかけ、
無農薬、有機栽培にチャレンジしていると言うケースを、よく見かけます。
ところが、この様なケースでも、栽培する土壌の安全性に関しては、
割に無意識です。
何が配合されているか判らない、市販の培養土をそのまま
使用している方がほとんどです。
確かにこの様な培養土は、製造メーカーによって、肥料やその他の土壌を
オリジナルに配合している為、購入してからすぐに使用する事ができます。
しかしその成分を、詳しく公開しているメーカーはほとんど無いのが現状です。
せっかく安全性にこだわるのなら、自分で独自配合をしてみては如何でしょうか。
基本となる土壌は赤玉土です。
栽培する品種や鉢やプランターの大きさによって、大粒、中粒、小粒を選択します。
使用前には、ふるいを使用して、粉状態になっている土を取り除いて下さい。
これに3割程度、腐葉土を混ぜるだけで、オリジナル培養土の出来上がりです。
好みで、有機肥料等を混ぜ合わせても良いでしょう。
配合レシピを記録しておいて、植物の成長の違いを記録する楽しみも産まれます。