最近は猫も杓子もエコブームでして
自動車の世界も例外ではなくエコカーにエコタイヤと
エコが重要視されています。
また、景気の悪化と燃料代の高騰により
ドライバーの方も燃費を気にする方が多いようです。
ところで燃費を良くするための方法で意外と多くの人
怠っている事があります。
それは何かと言いますとタイヤの空気圧管理です。
おそらく、数カ月に一度ペースでしか空気圧の調整を
行っていないと言う方が多いのではないでしょうか?
仕事で自動車の整備を行っていた人の話では、空気圧が
しっかりと管理されていた車は全体の数%程度しかないとのことです。
では、空気圧の管理が悪いとどのような影響が出てくるかを説明します。
例えば一般的なセダンタイプの乗用車で指定空気圧が220Kpaのタイヤの場合
この空気圧が170Kpaまで落ちると燃費は2~5%ほど悪化します。
これは自転車のタイヤを思い出してもらえばよく理解できると思います。
空気の抜けた自転車を漕ぐ場合、しっかりと空気が入っている
自転車よりも余計に力が必要となりますよね。
自動車においても同じ事で、空気が抜けているとそれだけ多くの馬力を使う事になり
結果的に燃費が悪化するのです。
そして大事な事が一般的な乗用車サイズのタイヤで
1カ月で10~20Kpaも空気圧が低下するのです。
つまりは、それだけまめに空気圧調整を行わなければいけないと言う事です。
上手にエコ活動を行うためにも是非ともこまめな空気圧調整を行ってください。