2012年紅白歌合戦。
知名度、売り上げ等、現在のアイドルグループトップと誰しも認める、
AKB48は、グループのSKE48を引き連れて紅白歌合戦に登場しました。
レコード大賞も2年連続で獲得し、トップは揺ぎないのですが、
当初のコンセプト「会いに行けるアイドル」としてはどうでしょう?
完成度は高くなっていますが、その完成度の高さが身近さ、
親近感の妨げとなっている感は拭えません。
今回の紅白歌合戦では、ライバルとされている、ももいろクローバーZも出場しました。
ももいろクローバーZは、初出場ということの緊張や、激しい踊りで、
歌の音程はかなりずれたところもありましたが、それがすごく身近さ、
親近感を覚える存在に思えました。
他にもモーニング娘。や地方アイドルグループなどの台頭もありますが、
今年2013年は、この2つのグループの直接対決となっていくと思います。
現在王者のAKB48が、初心に戻って、会いに行けるアイドルを目指すのか、
それともこのまま、ビッグネームを目指すのか、どちらがいいのかは
わかりませんが、新しい勢力が着々とトップを狙ってきます。
紅白を見る限り、ももいろクローバーのパワフルさは、洗練された
AKB48を打ち破るのではないかと凄く期待してしまいます。
この勢いのあるグループにAKBが堂々と横綱相撲を挑めば、2013年の
アイドル業界は過去にないほどの盛り上がりとなるのではないのでしょうか。
この2つのアイドルグループから今年は目が離せません。