痩せて綺麗になりたい…多くの女性は、そんな事を
願ってやまないものだと思います。
かく言う私も思春期はそうでした。
毎日のように体重計に乗っては溜息を吐き、
ダイエット情報を貪るように読んでいました。
しかし、栄養士になって早3年…学校で学んだ期間も入れれば、
私は5年も栄養学に携わっている事になりますが…私なりの
結論は至ってシンプルなものでした。
それは、
「ダイエットに近道などない」
というもの。
前述したように、痩せて綺麗になりたいというのは、
多くの女性の不朽の願いです。そして、巷にはそんな女性を
ターゲットにしたダイエット情報・美容情報などが溢れています。
そう、「溢れて」いるのです。
つまり、必要以上であると私は言いたいのです。
プチ断食、○○ダイエット、それだけ食べて(飲んで)痩せる…等々。
一見すると効果があるように思えるかもしれません。
しかし、改めてよく考えてみて欲しい。
それはあなたの身体の負担になっているとは思いませんか?
身体のシステムというものは太古の昔から脈々と受け継がれてきたものです。
そこに、イレギュラーな方法で体重を落とそうとした時、それが結果として
良い方向に進むかと聞かれた時、あなたは自身を持ってYESと答えられますか?
「痩せたい」という人の願いは叶うかもしれませんが、
もしかしたら「痩せて綺麗になりたい」という人の願いは叶わないかもしれません。
知っていますか?
身体は、栄養不足を感じると、脂肪ではなく、蛋白質…つまり、
筋肉を分解してエネルギーに変えるんですよ。
食べないで、体重が減ったという人。
あなたは鏡を見て、「綺麗になった」と満足出来ていますか?