肌が乾燥しやすくなる理由のひとつに、ビタミン不足があげられます。
偏った食事が原因で、肌に十分な栄養が届いていないことがあるのです。
乾燥肌の症状に効果があるとされているビタミンは、
DHA、EPA、ヒアルロン酸、ビタミンA、C、Eなどです。
これらのビタミンを、毎日の食事で摂取することは、
忙しい現代人にとって難しくなっています。
多忙と疲労、睡眠不足やストレス、それに加えて著しい偏食が、
ビタミン補給を妨げているのです。
先にあげたビタミン類が、肌の健康によいことはよく知られています。
でも、その多くが水溶性であり、ほとんどが体に吸収される前に
排尿されてしまうのです。
野菜や果物でビタミン補給をしても、排尿されてしまうために、
体に留まっていないことも現実です。
ですから、毎日サラダやフルーツを食べているからといって、
乾燥肌を防ぐために、効果的であるとはいえません。
1度乾燥が始まった肌は、潤いを取り戻すために、いろいろな工夫が必要になります。
乾燥をすると、どうしてもクリームや化粧水を塗ることに、
意識が集中しがちです。
でも、健康的な肌の組織をつくるためには、体の内側から
栄養を満たしてやる必要があるのです。
食生活の見直しをして、ビタミンが不足していないか
どうかチェックしてみてください。