嫁姑の問題は永遠です。
現在の嫁姑は意外と仲が良いと思われます。
肉体的な作業で嫁をいじめるようなものもあまりないし、
嫁もそれをさらりとかわせる技を持っているものと思われます。
そんな中でよく聞く問題が同居するかしないかという話
だったりします。
別々に世帯を持っていたのに、何かの拍子、例えば子供が
生まれた、子供が学校に入る、義父が退職する、など
色々な要素で同居という話が出てくるということなのですが、
これがとても難しいのです。
まず同居となると二つの文化がまたひとつになるための
ストレスがかかるということになります。
夫婦が暮らすことになって、文化の違いに色々と戸惑うことが
あるその戸惑いを恋愛の末友になると決めた相手なので、
手探りながら二人で新しい文化を気付いていくことになるのですが、
そこに、相手方の実家に入るとなれば文化はそちらよりに
濃くなるわけですし、基本は3対1の構図になるわけです。
今までこうしていた、これがうちの文化なのだといわれて
しまえば、それに従わざる得ない状態になります。
しかし、その中に自分たちに子供がいるという状態になると、
守るものがあるという意識が働き、そうではないのだ!
という形になってしまうのです。
つまりは、寝る時間起きる時間や、食事時間や食事の内容。
たとえ二世帯住宅で暮らしていても、それはお互いに
見聞こえしてしまう中での出来事ですから、気になって
くるものになってしまいます。
これは本当に大変で、難しい問題になります。
互いの世帯が認め合っていて、同居となれば、どちらかが
乗せたいが弱った時に、吸収するような形が、より穏便な
同居になるのではないかなと思うのです。