本日の報道で2012年の交通事故死者は
「前年より201人少ない4411人となり、
12年連続で減少したことが4日、警察庁のまとめでわかった」
と出ています。
それでも、4411人、4千人強レベルが毎年交通事故で
亡くなっている事実は恐ろしい話だと思います。
この安全といわれる日本において数千人が事故死している
わけです。
4411人ということは大企業の社員全員が丸ごと亡くなって
しまう、大規模の大学の1学年の生徒全員が亡くなって
しまうというレベルなわけです。
経済的損失としても恐ろしいレベルになるのではないでしょうか。
人のミスによって発生している事故が大半なのでしょうが、
それでもこの規模まで起こっていると、「減ってきていてよかった」、
とか「もっと運転に気をつけるよう啓発しよう」等いうような
ものではなく、自動車の安全性自体を強化しなければ
いけないのではないでしょうか。
極論を言ってしまえば、全ての自動車に安全装置が
ついて、目の前の状況を察知して自動停止、安全停止、
衝撃吸収バンパー等を設置してしまえば、限りなく
ゼロに近づけることができる話だと思います。
また、現代の技術力からすればその実現は
そんなに難しいことでもないように思います。
わざわざ費用をかけて利益にならないことをすることに
なるので企業としてはそう簡単にはやりにくい話になりますが、
失っていく経済リスクや、究極の安全性を考えたら
もっと力を入れるべき内容ではないのでしょうか。
<交通事故死者>昨年は4411人、12年連続で減少
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130104-00000020-mai-soci
◇交通事故死者の多い都道府県
1位 愛知県 235人
2位 北海道 200人
埼玉県 200人
4位 東京都 183人
5位 大阪府 182人
◇交通事故死者の少ない都道府県
1位 鳥取県 30人
2位 徳島県 32人
3位 山形県 37人
福井県 37人