私は街の中心部に住んでいて、移動は徒歩が中心です。週に2-3回は歩いて30分
くらいにある公園まで散歩しています。その間街の様子を見ながら歩くのを楽しみ
にしています。そしてここ数年コンビニエンスストアが散歩する大きな通りの両側
にどんどん増えていることに気づきました。
現在コンビニの大手3社はセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートです。
最初のころは、この3社のコンビニが一店舗づつあったのが、セブンイレブン
とローソンは増え続けて最近は100m-200mおきにあるのではないかと
思います。
フランチャイズ制をとっているので、このような出店もあるのかもしれませんが、
常識では考えられない商圏設定になっています。同じ会社のコンビニは
扱っている商品はほとんど同じです。また違う会社のコンビニも商品に大差
はありません。
これだけ増えると競合してすぐつぶれそうですが、今のところその気配はなく
コンビニ各社は最高利益を更新しています。どうしてこれだけ競争が激しい
状況でも、お客が入って採算がとれるのか不思議でなりません。
たぶんつぶれないのは、コンビニを利用する人がたくさんいるからでしょう。
確かに日常生活に必要なものがほとんど買えて、銀行と同様にATMが
使えます。しかし便利だからどんどん増えるというのは、少し考えてみる
必要があるのではないでしょうか。
これらのコンビニはだいたい24時間営業です。たしかに消費者にとって
これは便利なことです。しかしこの便利さの追求が大事なものを見失う
ことにつながることを懸念します。真夜中に煌々と光るコンビニの店舗
がいくつも並んでいる風景は不気味です。