任天堂・岩田社長が語る本当のソーシャルゲーム、
こちらの発言も非常に興味深いものがあります。
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任天堂・岩田社長が語る“本当の”ソーシャルゲーム
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO50298050V00C13A1000000/?df=5
「私には私なりに思うことは当然あります。自分の商道徳から考えて絶対に受け入れられないことをやっている方たちがいるのも事実です。ですが、私の今の立場でそれを外に向かって発言できるかっていうのは、また別の話でね。しかも、今うちの業績が何の問題もないならいざ知らず、ずっと長いあいだ続いていた記録を途絶えさせてしまった張本人である私が他社さんのサービスについてあれこれいうのは、これは違うだろうと思っている」
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任天堂はアイテム課金には否定的でその結果、
今このような結果になり、苦戦という状態になっています。
そして、アイテム課金をしてきた各社は
コンプリートガチャが規制した今でも
実態として高額課金トラブルが続いていることが
明らかになっています。
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ネットゲーム高額課金トラブル コンプガチャ規制後も減らず 中学生で24万円
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130106-00000063-san-soci
昨年5月に消費者庁はコンプガチャが景品表示法違反に当たると判断、業界各社は順次サービスを停止した。しかし、未成年のトラブルはほぼ横ばい。平均購入金額は小学生で約16万円、中学生で約24万円だった。
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この勝負は最終的にどこに向かっていくのでしょうか?
勝てば官軍ということで、利益を出したものが勝ちであると
いうのは資本主義上は当然のことであり、その意味ではアイテム
課金側が有利な状況だとは思いますが、課題があまりにも深刻な
状況になってきました。
コンプリートガチャが規制されても、この状況であれば、
そのうち、さらに規制が強化され、収益源を絶たれてしまうという
リスクもはらんでいるのではないでしょうか。
短期的に勝っていても、これらのビジネスモデルが今後永久的に
続くかというと極めて微妙なところがあるように思えます。
課金する額がせいぜい通常のゲームセンターレベルであれば
問題はないのでしょうが、あまりにも射幸心を煽りすぎ、異常な
額になりすぎています。
またそうしないと事業の収益性が成り立たないというものであれば
異常なビジネスともいえるのではないでしょうか。
3年後どうなっているかの見通しすら危ないと感じてしまいます。
もっとゲームって楽しめて健全ではなかったでしょうか?