健康でいるための一つの条件は腸内環境を整え、
快便生活を送ることにあります。
栄養をきちんと吸収して老廃物を排出する。
このサイクルときちんと保つことができれば
健康な体に役立つことは間違いありません。
そのために役立つ一つの要素は朝食をきちんと摂取する
習慣を身に着けることです。
大便の排出時に起こる大腸の強い収縮運動は朝食後の
1時間に一番起こりやすいといわれています。
ですから、朝の時間にゆとりを持って、朝食をきちんと取り、
便意が起きなくてもトイレに行く習慣をつけることはとても大切です。
便秘気味の人でもこの習慣を守ることで、排便が習慣付く事もあるのです。
さらに、食習慣と排便習慣は密接な関係があります。
たとえばオリーブオイルは便秘や大腸がんを予防する成分が
含まれています。サラダオイルをオリーブオイルに変える事は
小さな努力の一つといえますね。
また食物繊維の摂取も大切です。
この食物繊維には種類があり、「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」が
あります。不溶性食物繊維はさつまいもやごぼうなどの種類です。
これは有名な食物繊維で排便を促す作用があることは良く知られているかも
しれません。
でもこの不溶性食物繊維を摂取しすぎると便の量は増えますが、
便が硬くなる場合もあるのです。不溶性の食物繊維を摂取する場合には
たくさんの水分を摂取したり、水溶性食物繊維である海藻や果物などを
合わせて摂取することにしましょう。
そのほか、乳酸菌が入った食品。ヨーグルトはもとより、味噌やしょうゆや
キムチなどにも乳酸菌は入っています。
乳酸菌は私たちの身近な日本古来の食品のなかにも多数含まれるのですから、
それらを意識的に取り入れることも大切です。
毎日のこのような小さな努力で排便習慣は大いに改善されます。
みなさん快便生活で健康を手に入れましょう。