LCCの運賃は既存のJALやANAに比べると安いんですが、
利用する際にはそれなりの注意が必要です。
テレビなどの報道で座席がとても狭いことや、機内での飲み物などが
有料というのは多くの人が知っている事実です。
それ以外にあまり知られていないんですが、欠航になっても
振り替えの便を用意してくれたりということはなく、支払った運賃が
払い戻されるだけなんです。
また予約する際も残りの座席数によって運賃が変動しているんです。
また国際線のLCCも就航していますが、こちらの運賃は既存の
航空会社の格安航空券の運賃とさほど変わらない場合があります。
わざわざLCCに乗って窮屈な思いをするより、既存の航空会社で
ゆったり旅が出来ることもあるんです。
ちなみに私は一度LCCに乗ってみようと思い出張の際に利用したんですが、
出発が遅れてしまい冷や冷やしました。
少ない機材でやりくりしているんで、一便おくれるとその影響が1日続くんです。
時間に余裕がある人向けで時間に追われているビジネスマン向けでは
ありませんね。LCCに乗って実感するのは「ああコストを削っているなあ」と
いうことです。
既存の航空会社に乗って思う、「ちょっとムダじゃないの」という点が
一切無いんです。それくらいしないとこの運賃で飛ばすのは
難しいと言うことですね。
でもこのようなリスクはあるにせよまるで高速バスに乗るように
飛行機が利用できるのは、とても魅力的だと思います。