年令を重ねての身体のトラブルで顕著なものに、
膝の痛みがあります。
特に酷使していたわけでもないのに、朝起きた時から
痛みを感じたり、階段の上り下りが辛かったり、
「年だから」と我慢してはいないでしょうか。
そもそも関節痛とはなぜ起きるのでしょう。
関節の痛みは、骨と骨がこすれてしまうことで起きます。
通常は、軟骨が関節の動きのクッションの役目をしているので、
痛みを感じることなく滑らかに動かすことができます。
けれども軟骨はどんどんすり減っていくので、
再生が追いつかない時には痛みを感じてしまうことになります。
再生が追いつかないほどの軟骨のすり減りは、普通激しい
運動をした時などに起こりますが、年令を重ねた身体は
軟骨の再生に必要なグルコサミンの生成量が減ってしまって
いるため、普段の生活でも追いつかないケースがでてきます。
これが膝の痛みにつながるというわけです。
グルコサミンは、鶏の皮や軟骨、山芋、干しえび、ウナギなどに
含まれています。
食品では摂りきれない分は、サプリメントを利用するのもおすすめです。
グルコサミンのサプリメントは、同じく関節痛予防に効果のある、
コンドロイチンやヒアルロン酸を同時に配合したものも多く、
上手に選べば、1種類のサプリメントでしっかり効果を実感することも可能です。