「韓国式エステ」「アカすり」「よもぎ蒸し」「美顔鍼」「コラーゲンたっぷり鍋」
などいろいろなキーワードがマスメディアを飛び交い、それを求める女性たちに
向けたツアーも多く企画されています。
実際に韓国を訪れると、韓国の女性が皆こういったサービスを
利用しているわけではなく、普段の生活において美に対する
高い意識を持っていることがわかります。
例えば、ソウルの一般的なサウナに行くと、80℃~90℃の高温の中、
ただじっと汗をかいて座っている(リラックスしている)人が
少ないことに気づきます。
顔をマッサージしたり、体に塩をもみこんだりと何かしらの
「美容作業」をしているのです。それが50代、60代の中年以上の女性でも。
洗い場を見れば、ふたり一組になって楽しそうに「アカすり」をしています。
お金を払って「アカすり」するのは日本人観光客ということになりますね。
また生まれたばかりの赤ちゃんの時から、親はおむつ替えの度に
子どもの足をマッサージする習慣があるといいます。
これは、すらっとしたまっすぐの足に育てていくため。
韓国では、そんな日常生活すべてが「美容」と緊密に結びついているのです。