街中にあるコインパーキングなどの時間貸し駐車場の多くは、
駐車料金に最大料金制をとっています。
最大料金とは、その金額以上は課金されない料金のことです。
例えば、10分100円・最大料金2,000円の駐車場があったとします。
そこでは、3時間駐車すると駐車料金は1,800円になります。
時間駐車した場合は通常料金ですと3,000円になりますが、
最大料金の2,000円だけ支払えば良いことになります。
ところで、時間貸し駐車場の料金でよく「24時間最大2,000円」や、
「当日最大2,000円」などと表示されているのを見掛けますが、
「24時間最大」と「当日最大」では意味が違います。
「24時間最大」というのは、駐車したその時点より24時間迄であれば、
最大料金はいくらという意味であり、「当日最大」の方は、その日の
深夜0時迄なら最大料金はいくら、という意味になっています。
従って、「当日最大」の場合は0時を過ぎると通常の課金体系に戻ります。
例えば、10分100円・「当日最大2,000円」の駐車場に、
22時から翌朝の8時まで駐車した場合、22時から0時までの2時間分は
通常料金の1,200円が掛かり、0時から8時までの8時間分は
当日最大料金の2,000円が掛かります。従って、駐車料金は3,200円です。
しかしながら、「24時間最大2,000円」の場合は、20時から翌朝の8時まで
駐車しても、駐車料金は最大料金の2,000円で済みます。
なお、コインパーキングは短時間の駐車を原則としているため、
48時間を超えて駐車すると長時間不正駐車として、警告を受けることになります。