iPhone用に、においや風味を感知するプロセッサが
開発されたという記事がありました。
人間の鼻の機能の5倍ほどもある強力なセンサによりにおいを識別し、
それをデジタル化して数値で表すことができるということのようです。
まだチップの製造に成功したという段階で、これからそれを利用したア
プリの開発ということになるので、実用化にはまだ1~2年はかかりそうです。
最初この話を読んだときに感じたのは、甘みを感知する機械のように
食べ物のにおいを感知するのに使うのかなと私は感じましたが、
どうも開発者側の意図は違うようです。
この記事によると、自分の口臭のチェックに使うということを
想定しているようです。
スマホを取り出していざしゃべろうとしたら、口臭がきついです、
注意してくださいなどと機械に言われたら、例え直接相手と
会話するわけでなくても、しゃべる気が失せてくるような気がしました。
といって自分以外の口臭をチェックするという用途も考えにくく、
まあデートの前に自分ではわからない口臭のチェックなどには使えるかもしれませんが。
あと他に想定している機能としては、呼気から糖尿病患者用に血糖値を
測定したり、血中のアルコール濃度を測定したりといった機能を
考えているようです。
多分アルコール濃度などは測定する機械はありますし、わざわざスマホで
測定しなければいけない必要性もない気もしますが、確かに手近に常にある
スマホで測定できれば便利なのかもしれません。
スマホ1つで色々なことができるようになることは素晴らしいとは思いますが、
私個人的には何でもかんでもスマホ1つに組み込まなくても、という気はしました。