有料老人ホームを運営する会社の調査で、40代以上の男女に
調査したところ8割の人が自分の介護をロボットにやってもらうことに
抵抗がないという回答をしたそうです。
調査結果の中にはロボットによる介護を肯定する理由もあり、
その中には「ロボットは人と違って気を使わなくていい」と
いうものがあり、本当は人の手の方がいいんだけども、
介護の現場では慢性的な人手不足というし、いっそロボットの
方が気兼ねしなくて済むし、といった考えがあるようです。
介護ロボットは国が中心となって普及を考えているようですが、
現在の高齢者には人の手が一番という考えの人が多いからか、
また介護ロボットは介護保険の適用外になるため費用が
高額なことも利用が進まない一因のようです。
ただ現実問題として介護の現場における職員の腰痛の問題などは
かなり深刻だということです。
これが自宅で介護している人、高齢者が高齢者を介護している
ケースなどはさらに深刻なものがあるのでしょう。
国は介護ロボットの保険適用も検討したいと
いっているようですが、ぜひ考えて実現してほしいと思います。
介護を受ける側のロボットや機械への不安というのも当然あるでしょうが、
最初に述べたように若い世代ほどロボットによる介護への抵抗感は
薄いですし、費用の問題が緩和されればそれほど毛嫌いする人も
いなくなるのではと思います。
私自身腰痛もちで、とてもじゃないですが介護の仕事などできないと思い、
職員の方々や自宅で介護されている方々の苦労を思うと
本当に頭が下がる思いです。
一日も早くロボットによる介護の費用負担が軽減されて、
人々のロボット介護への理解が深まり、介護する側そして
介護される側の双方が苦しみから解放されることを願いたいです。