サブカルチャーの聖地・秋葉原には、メイド喫茶から
フィギュアショップまで、もう何でもあるといっても過言ではありません。
店舗の移り変わりも早く、半年ぶりに行くと町の様子が
変わっていることに驚きます。そのカオスっぷりは世界一といえます。
風変わりなもののひとつに「ガンダムカフェ」というものがあります。
秋葉原電気街口を降りると、白塗りのカベにガンダム頭部のパーツを
モチーフにしたひと際目立つ喫茶店が目に入ります。
これが「ガンダムカフェ」です。
店内に入ると、劇中に登場する連邦軍の制服を着た店員さんまでいます。
かなり芸が細かいです。メニューもファンにはたまらないものばかり。
たとえば、「シャアザク・カレー」(890円)は、シャアザクの
頭部をかたどったカレーライスなのですが、「赤い彗星のシャア」に
ちなんで真っ赤になっており、なんと通常の3倍の辛口カレーに
なっています。
その他、「アッガイ・カレー」や可愛いハローの顔が浮かぶ
「ハロラテ ミルク」などまであります。
この「ガンダムカフェ」は、2010年4月にオープンしました。
運営しているのは、ガンダムの玩具を展開しているバンダイです。
ガンダムファンは幅広いため、親子で来店する人もいます。
その他、外国人観光客にも人気のスポットになっています。
今ではお台場店、東京駅店までオープンしました。
さらにバンダイは、このカフェには大きな可能性があるととらえており、
今後は大阪や名古屋などの大都市圏にまで拡大する方針です。
これだけ見ても、日本のサブカルチャーは世界に類を見ない重要な産業と感じます。