ブログで生計を立てているイケダハヤト氏が
話題になっているのをよく見ます。
以下のような批判記事も出ていて非常に興味深いです。
「イケダハヤトが25歳世代の常識?
お願いだから笑わせないでください」-AERAの特集を読んで
http://goodbyebluethursday.com/archives/21942280.html
上手いと思うのは、ブログで月20万の収入で満足していると
いう部分、それで会社勤めをせずノマドワーカーとして理想の生活を
出来ていると表現している部分です。
こんな収入で生活できるわけがない!と批判が起きるのも
当然でBLOGOS等のほかの記事を見てみても
意図的に炎上を狙ってアクセスを稼ごうとしているようにも
見受けられます。
本のタイトルも
「年収150万円で僕らは自由に生きていく」
実際に、150万円で独立した生計を立てていくのは
不可能です。
アルバイトだってもう少し稼げるでしょう。
そして今ブログの月収が20万であるならば既に
20×12ヶ月=240万であって、全く150万円ではありません。
やはり過激な数字のミスリードがあるように思えます。
月20万といっても、ブログ収入だけの話で、
実際本も出版している、取材もある、講演もあると
いうことで、実収入は普通の自営業以上、実業家の部類に
入ってくるのではないでしょうか。
またブログ収入20万というのも、あくまで「今」の数値でしか
ないはずです。
>2012年4月からは、育児に時間を割くべく
>「プロブロガー」というキャリアを歩んでいます。
というプロフィールのとおり、まだプロブロガーとしては
始まったばかり。
ブログ記事数は累積していくため、労働収入が20万円
というわけではなく印税的性質を持ちます。
続けて知名度が上がっていけば、収入は
こんなものではなくなるのではないでしょうか。
売り方が上手いのであって、本当に低賃金で
生きていこうとしている人ではないということです。