芸能

ジャニーズ文化を論ずる。スマップが分水嶺。

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ジャニーズは戦後、現会長のジャニー喜多川氏がプロデュースした、
最初は少年野球のチームでした。

それが、「歌って踊れる男の子たち」として、デビュー。
それえが初代ジャニーズ。水戸黄門でなじみのあるあおい輝彦がそのメンバーでした。

その後輩がフォーリーブス。次いで郷ひろみ。さらに川崎麻世。この世代は、
グループでなく一人のスターを輩出。
「アイドル」というのはこの少しあとから一般的になった
呼称ではないでしょうか。当時は「スター」というのが普通だったようです。

つぎに「たのきんトリオ」が出ます。このネーミングからもわかるように、
バラエティ色の加味された「アイドル」の時代に入っていきます。

少年隊、シブガキ隊、男闘呼組、とここから完全グループ制の時代になります。
理由はわかりませんが、ジャニーズ人気が定着して、事務所への入所応募者も増え、
当然ジュニアメンバーも増え、その対策として複数で売り出すという
会社の判断があったのではないかと思われます。

ジャニーズの「アイドル文化」の頂点に立つグループが、ここで登場します、
それが「光GENJⅠ」。
ジャニーズのというより日本の男性アイドル史の頂点に立つのは、
彼らにちがいありません。

「パラダイス銀河」はその象徴的な曲でしょう。「しゃかりきコロンブス」、
これがキーワードです。
それまでのアイドル歌謡に、こんな意味不明な、い
わば「サザン的、桑田的」歌詞が登場したことはありません。これは革命でした。

ところが、空前の人気を誇った彼らが、時代の渦に飲み込まれるようにして消える。
入れ替わるように出てきたのが、スマップ。

ここで、もう一つの革命。さらにいえば唯一の分水嶺が現れます。
バラエティのМCが、むりなく勤まるジャニーズの出現です。

それにはもちろん、「中居クン」の存在が大きいわけですが、
ほかのメンバーも、キムタク以外は、МCの役で番組が持てるという、
それまでのジャニーズなかった領域を、自分たちのものにしたのでした。

もちろんそれ以前にも、ジャニーズのバラエティはありました。
けれどそのすべては、一過性の「学芸会」にすぎませんでした。
彼らはいわば、ジャニーズ初の「プロのバラエティタレント」となったのです。

番組で「芸」を見せてそれが通用したのはスマップが初めてです。
それが、後輩の嵐にも継承されている、といいたいところですが
、残念ながら、嵐には芸はありません。

ただ「人柄」だけがあります。これ一本でどこまで行けるのか、
興味深くはあります。

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