ゴールデンボンバーがオリコン1位を取ったことですが
その売り方について悩んでいるという内容のものがありました。
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金爆・キリショー、オリコン1位の快挙も“売り方”で苦悩 「手放しでは喜べません」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130109-00000034-rbb-ent
鬼龍院が言及している“売り方”とは、通常盤のほかに、様々な購入特典などが付く限定版を販売する“三種売り”というもの。近年では、通常盤の収録曲のほかに、DVDやブックレット、握手会チケットといった特典を付属した別バージョンを販売することで売り上げの増加を目指すアーティストは少なくない。今回の同バンドのシングルもこの方法で販売された。鬼龍院は「ファンの要望でもあるし事務所や各社の販売方法でもある」と一定の理解を示しながらも、この販売方法については、「『あちらを立てるとこちらが立たない』的な、どうしても歪みが生まれてしまうそうな…」「次にCDを出すときはファンの方々を困らせないようにしたい」と、複雑な胸中を吐露した。
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確かにこの方法はAKBで批判も多く浴びてきましたし
微妙なところがありますよね。
今現在、CDを販売する方法としては最強、ただし
本当に多くの人に聴いてもらうというわけではなく、
ファンの人に負担をかける方法ということになります。
ファンであれば、CDが3バージョン出れば3バージョン全てを
買わざるを得ませんよね。
コアなファンであれば当然の行動だと思います。
この方法はビジネスとしては優れていますが、
だからといってこれが従来の売り方に代わる正当な
方法とは断言しにくいところがあるように思います。
いっそ、CDなんて入れなくてもいいのではという気も
あります。複数あるCDはコレクションでしかありません。
またオリコンのCD販売ランキングがランキングの全てと
いうのも微妙なところですよね。
これが完全に価値をなくして、配信スタイルのランキングが
権威となれば、このような売り方は売り方として存続しつつも
批判は無くなってくるかもしれません。
コメントとしても
・高尚な志ではないか!
・ときどき好感の持てる発言が出るな、このバンド
・自覚があるだけマシだと思うよ
・この人達って結構常識的なこと考えてるよね。
・こういうことちゃんと言えるアーティストがいてよかった。
と高評価の嵐です。
きちんとアーティストも考えて、ファンに希望と楽しみを
与えていけばいいんですよね。
まだこの論争は当分決着しないと思いますが、
売るため「だけに」ということを辞めてくれれば
全体としてよくなっていくのではないでしょうか。