年を経るごとに、ネットオークションに参加する人が増加しています。
その要因にはネットオークションの利便性が高まったことがあります。
ネットオークションとはその名の通り、インターネット上で行われる
オークションのことです。取引はネットユーザー同士が行うのが一般的ですが、
近年は個人商店なども出品するようになっています。
出品者はオークションサイトに商品を掲載し、期限内に最も高い価格を提示した
入札者が落札することになります。
商品のやり取りと決済は、当時者同士が個人的に行うことになりますが、
ネットオークションができた当初は、商品が届かない、入金がされない、
商品が不良品などという事件が間々ありました。
ただ最近は、評価システムが取り入れられたことで、利用者の信用性が
判断できるようになっていますし、連絡方法も個人間でのやり取りだけではなく、
オークションサイトの掲示板を利用する方法も増えています。
また、取引に問題があった場合の保障制度を設けているオークションサイトも
あります。現在では、より安全で確実な取引ができるようになっています。
なお、入札に関しても、自動入札方式というサービスが提供されており、
最高入札額を設定しておくと、コンピュータが最高入札額になるまで、
自動的に他参加者の入札額よりも少額だけ高い価格を入札するように
なっています。
従って、誰かから入札があるのを常にパソコンの前で待つ必要が無くなり、
煩雑な作業と時間の浪費が解消できるようになりました。
実際には、ほとんどのオークション参加者は良心的なので、
事件に会う人は滅多にいませんが、複数のIDを持って
悪用する人もいますので、細心の注意を払う必要はあります。