ヤフーのTOPニュースに東大が記憶を思い出す様子を
サルの実験にて測定したということが載りました。
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記憶を思い出す様子を測定=サルの脳神経細胞で―東大
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130112-00000063-jij-sctch
ある手掛かりをきっかけに記憶を思い出す際、脳神経細胞の間で信号が伝わり、増幅される様子をサルで測定することに成功したと、東京大大学院医学系研究科の宮下保司教授や平林敏行助教らが米科学誌ニューロン電子版に発表した。
宮下教授は「健常な人が記憶を思い出せない度忘れの場合は、この想起信号がうまく伝わらないと考えられる。今後どのような条件で起きるか調べ、原因を追究したい」と話している。研究が進めば記憶障害のメカニズム解明に役立つと期待される。
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研究は素晴らしく、医療の発展のために是非続けてくださいと
いう話なのですが、それに続くコメントが気になります。
・やはり研究は疎かにしてはいけないな!
・日本の研究は凄いなぁ…
・こうした研究もまた、日本の力。
・すごいな。
本当に研究は大事だ。いろいろな最先端の研究に
どんどん投資すべき。日本は研究に対する投資、補助金の額が少なすぎる。
ちょっと過剰で反応で気持ち悪さを感じませんか?
この研究が素晴らしいかどうかを言っているわけではなく、
このニュースに掲載された内容を見ても、「詳細がよくわからない」が
正解ではないんでしょうか?
人間の脳内が電気信号で動いているような話は別に今始まった話でも
ないですし、今回の実験が何故今まではできなくて、今回は実施できて
成功したのか、それと今までと比べて何が新しい情報なのか、
この文章を読んだだけでわかるはずがありません。
急にそれを研究第一!日本万歳!的に褒め称えすぎている気がして
不思議になってしまうのです。
iPS細胞の話と何でもつなげすぎではないでしょうか。
日本の研究が凄いのかどうかもよくわからないのにほめすぎではないでしょうか。
どんどん投資といって採算や税金の負担はどうするつもりなのでしょうか。
ネット上の意見があまりにも短絡的になってき手いる気がして
何か心配してしまいます。