今、ストレスが全く皆無です、なんてことを言える人は
ほとんどいないというくらい現代はストレス社会になっています。
ストレスも一時的なものであれば、それほど問題には
ならないと思いますが、それがずっと続く場合や、一時的で
あってもかなり強いストレス等の場合、健康面に
ダメージを与える場合があります。
ストレスをかんじると、人間のからだは緊張して、
自律神経が過度に反応するようになります。
緊張してドキドキしたり、手足が震えたりすると
いうものは自律神経が異常になっているということが
原因になります。
この自律神経ですが、バランスが崩れていくと
カテコラミン、副腎皮質ホルモンという物質が
分泌されます。
カテコラミンが分泌されると、血管が収縮して
血圧が上昇、心拍数も上昇してドキドキするもの
なのです。
また副腎皮質ホルモンが増加すると、血液中に
遊離脂肪酸が大量にあらわれ、この遊離脂肪酸が
肝臓で中性脂肪やコレステロールに合成されて、
結果として中性脂肪値とコレステロール値を
上昇させてしまいます。
ストレスには人間関係、肉体的、環境的、社会的、
精神的、物理的なものと本当に多々ありますが、
当たり前の話ではありますが、過剰なストレスが
かからないよう気をつけるようにしてください。