ゴミを減らし、環境を守るキーワードは、
リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)の
3Rです。
最も優先すべきことはリデュース=ゴミを持ち込まない、
ゴミを回避することです。
具体的には、買い物には袋やかごを持参する、過剰包装を断る、
ラップを使わずふた付き容器を使う、ペーパータオルや使い捨て容器は使わない、
詰め替え用のシャンプー・リンス・洗剤を使う、外出するときは
買ったペットボトルではなく水筒を持つ、家具は長持ちするものを
購入するなどの点に注意します。
次に大切なのがリユース。
繰り返し使えるものを使用したり、修理してものを長く使うことです。
たとえば、1回で使用済みになる缶、ビン、ペットボトルの飲料は
なるべく買わない、びんビールやびんの牛乳などのように洗って
再び使えるものを買う、充電式の電池を使う、用紙の裏が白ければ再び使う、
洋服をリフォームして着る、麩不要な衣類はフリーマーケットに出す、
家具を修理したり、ペンキを塗り替えて使うといった配慮をします。
そして、最後のRがリサイクルです。修理しても使えなくなったものを
再び原料として再生し使うことですね。私たちにできることは、牛乳パック、食品トレー、
紙容器、ペットボトルなどの資源ゴミをきちんと分別して回収容器に入れたり、
新聞紙、雑誌、その他の紙類を分類してリサイクルデーに出すといったことでしょうか。
また、生協やスーパーでは、精肉売り場でトレーを使わずに包装した
商品の販売も始まっています。脱トレーに消費者も協力したいものですね。