ただいま引っ越しシーズンですね。
テレビを見てもネットサーフィンをしていても、不動産会社や引越し業者の
バナーが乱立しています。
引っ越しシーズン真っ盛りの今、住みたいと思う物件があっても
見学後に冷静に考えている間に、別の人が契約を決めてしまったりと
まさに今、良い物件の争奪戦が繰り広げられています。
つい最近、部屋探しをした私も、窓口で座っている間に目当ての
物件が決まってしまいました。物件を決めた人は見学もせずに契約を申し込んだそうです。
目当ての物件が無くなってしまったので、次の候補の物件を見学しましたが、
ウェブサイトに掲載されていた写真は、写真を撮るのが上手な人が
撮影したのでしょう、実際の物件はとても住みたいとは思えませんでした。
今回の部屋探しは見送り、しばらくお金を貯めてからまた部屋を探そうと、
踏ん切りがつきました。しかし営業マンも引きません、
詳しい資料と見積書を渡してくれました。入居費用はざっと家賃の6カ月分です。
渡された見積書の金額から、交渉次第でいくらか安くしますよ、
という旨の話が続きました。これはどこの不動産会社でも行われるやり取りです。
何度も引越しをしてきた人なら、どの項目が値引きされるのかもわかるでしょう。
部屋の消毒、安心を約束するサポート、仲介手数料などを値引きすることで
お得感を感じてもらおうとするお約束のパターンです。
若い営業マンが必死に部屋探しを手伝ってくれるのはありがたいのですが、
やはりマニュアル通りであることが見え見えなのです。
マニュアル通りだとわかっていても、やはり中年くらいで
家庭を守っている営業マンの方が安心して部屋探しの相談ができます。
部屋探しはひとつの不動産会社だけに絞らず、複数の不動産会社を
回り、物件だけでなく相性の良い営業マンを探すことも大切です。