社会

PPPという公害における責任費用について

投稿日:

shiryouS
PPPとはPolluter Pays Principleの頭文字からとった略語であり、
企業がもし公害的なものを排出しているのであれば、それを費用で責任を負う
「汚染者支払いの原則」をさします。

自動車の排出や原子力などの放射線などそれに当てはまる
企業は社会的被害を発生させている為、原則として補償と
いう形で被害額を支払う形になりますが、結局はその責任は
消費者が背負う事になるだろうという責任の帰着が
消費者になるだろうと銘打っている言葉でもあります。

通常、企業というのは公害等の計算を入れずに生産やコストを
決めるのが初めの段階だと思います。
しかし、法律や社会的批判により、補償金を支払い、
初めて公害補償をコストに入れて経営するようになります。

つまり、企業が補償金を支払うためには、結局のところ経営で
利益を稼ぐしかないという部分にたどり着きます。

故に突発的な法の改正や災害における事故によって対策を
練る事になれば、該当企業は自社製品の値を上げる方法しかない
形になり、増額分の支払いをする消費者が結局のところ、
被害の補償金を支払う代行人になる形になります。

もちろん値段の急激な変化に伴い、企業のある程度の負担を
負う事になります。この企業と消費者の負担の割合については、
その商品の価格弾力性、つまり商品の社会的評価に代わります。

電気のように社会的に必要なモノであれば、消費者は値を上げても
払わず得ないとなれば、価格弾力性が高い事になり、
そうでなれければ弾力性は低い事になります。

つまり、この責任の分担についてはその企業の扱う
商品の社会的評価によって決定されるのです。

adsense

adsense

-社会

執筆者:

関連記事

no image

居酒屋で働いていたときの経験

私は以前、都内のある居酒屋で働いていました。 居酒屋で働くのはあまり好きではありませんでした。 何しろ、酔っ払いの客に応対せねばならず、酔客というのは いったいどんなことを言い出すのか分からないからで …

no image

衆院選を前に改めて選挙制度を考察する

いよいよ衆議院議員選挙が近いですが、日本は二大政党に向いているのか 否かというのが一つのテーマとなっています。 ただ、現与党は失策続きで低空飛行が続き、その対抗勢力たる最大野党も 結局先祖帰りするだけ …

no image

ホテルで働いていた経験

かつて、私はホテル業界で働いていたことがありました。 ホテル業界は、とても華やかでやり応えのある業界でした。 もちろん給与も高く非常に満足していました。 おなじ職場の同僚たちもとてもいい人だらけで、こ …

no image

予防医療による医療費削減で国を元気に

昨今、我が国の医療費は少子高齢化によって膨れ上がる一途を辿っており、 公的機関でも社会福祉制作の在り方について連日議論される、 大きな問題のひとつとなっています。 ご存じ日本の長寿率は先進国のトップク …

no image

警察官のキャリアとノンキャリア

ドラマの定番と言えば刑事ドラマですが、 その刑事ドラマに付き物なのが、キャリア組とノンキャリア組の対立です。 警察には大きく分けて二つの組織があり、一つに神奈川県警とか 京都府警などの各都道府県の自治 …

カテゴリ

アーカイブ