社会

PPPという公害における責任費用について

投稿日:

shiryouS
PPPとはPolluter Pays Principleの頭文字からとった略語であり、
企業がもし公害的なものを排出しているのであれば、それを費用で責任を負う
「汚染者支払いの原則」をさします。

自動車の排出や原子力などの放射線などそれに当てはまる
企業は社会的被害を発生させている為、原則として補償と
いう形で被害額を支払う形になりますが、結局はその責任は
消費者が背負う事になるだろうという責任の帰着が
消費者になるだろうと銘打っている言葉でもあります。

通常、企業というのは公害等の計算を入れずに生産やコストを
決めるのが初めの段階だと思います。
しかし、法律や社会的批判により、補償金を支払い、
初めて公害補償をコストに入れて経営するようになります。

つまり、企業が補償金を支払うためには、結局のところ経営で
利益を稼ぐしかないという部分にたどり着きます。

故に突発的な法の改正や災害における事故によって対策を
練る事になれば、該当企業は自社製品の値を上げる方法しかない
形になり、増額分の支払いをする消費者が結局のところ、
被害の補償金を支払う代行人になる形になります。

もちろん値段の急激な変化に伴い、企業のある程度の負担を
負う事になります。この企業と消費者の負担の割合については、
その商品の価格弾力性、つまり商品の社会的評価に代わります。

電気のように社会的に必要なモノであれば、消費者は値を上げても
払わず得ないとなれば、価格弾力性が高い事になり、
そうでなれければ弾力性は低い事になります。

つまり、この責任の分担についてはその企業の扱う
商品の社会的評価によって決定されるのです。

adsense

adsense

-社会

執筆者:

関連記事

no image

精子の老化、DNA配列の変異増加

最近は結婚年齢が高まり女性の高齢出産が増加傾向にあり、 高齢の女性が流産をしたりダウン症の子供が生まれたりという、 いわゆる卵子の老化の問題が指摘されていますが、男性の側にも 精子の老化の傾向が見られ …

no image

金融円滑化法の問題

4年前、リーマンショックが起き、多くの企業の経営が難しくなりました。 そこで政府は平成21年、金融円滑化法という金融機関に対し、借金返済の 猶予を作る法律を作りました。 借金返済の額を先延ばしにする代 …

no image

家事の能率

専業主婦の時間は毎日たっぷりあります。 時間の上手な使い方によって効率よく家事をこなすことが できた場合はとても満足感を得られます。 少しでも家事の能率が落ち、家事の作業が後手後手に なってしまった日 …

no image

イマドキの子育て

一昔前までは、子育て中のママはいろいろな楽しみを 我慢する時期のような風潮がありました。 しかし最近は芸能人にも「ママタレ」と言われる、 母親であることを売りにした芸能人が多く見られます。 彼女らは我 …

no image

原発は本当に廃止すべきなのか

次の衆議院選挙の一つの争点として 各党が原発の推進/廃止をあげています。 各党の主張が多岐に渡りすぎているのと、 実際の各区画を見ると、必ずしも全政党が出馬している わけではなくもうどこがどんな公約を …

アーカイブ