第一次ボウリングブームの時は小学校4年生でした。
昭和47年(1972年)頃がいちばん盛り上がっていたように
記憶をしています。
私はたまたま、親しくしていた近所の伯父さんがボウリング場の
支配人をしていたこともあって、小学校6年生の時に同じ年の
その方の息子さんと2人で毎週日曜日の朝7時から1ゲームだけ
無料で投げさせてもらっていました。
私はその当時のいちばん軽い10ポンド(4.6Kg)のハウスボールでしたが、
息子さんはマイボールを持っていました。
まだ1ゲームが300円で貸しシューズが50円の時代だったので、
子供の遊びには贅沢だったと思います。
そんなこともあって、子供ながらに1投1投を大切に投げていました。
そのような生活を半年くらい続けていたかと思います。
今でも鮮明に覚えていますが小学校6年生の時に189点を出したことがありました。
8フレームまでノーミスでした。
ストライクはあまりなかったのとカウントが悪かったのもありましたが
小学生6年生の189点は当時隣で投げていた高校生のお姉さんからもビックリされました。
その時の嬉しさが物凄く記憶に残っていて、あらためてボウリングを
かじってみようと思い、大学生の時に中古ではありましたが初めて
マイボールを購入しました。
ハウスボールでも時々200点UPをしていたので、ある程度自信を
持っていたのですが、ナント!マイボールを持ってからは、
全くスペアが取れなくなり、しまいには100点すら行かなくなってしまいました。
その時に、初めて「スパット」の大切さを知りました。
それまでは、投球の時にはピンを見て、感覚で投げていました。
マイボールを持ってからは、ボールが曲がり過ぎてガターになっていたので、
ボールの癖を知る事で、投球の際のボールの落としどころを決めるのに
「スパット」がとても重要な目印だった事を実感しました。
それを知ってからは、200点UPも頻繁に出せるようになってきました。
何も特別な方法ではなくて、「スパット」の存在を自分の中で認識しただけの
チョットしたきっかけを見つけただけなのです。