睡眠には浅い眠りと深い眠りの2種類がり、
浅い眠りをレム睡眠、深い眠りをノンレム睡眠と
いいます。
レム睡眠とノンレム睡眠はそれぞれ交互に繰り返し
1セット90分となっています。
この90分の周期が朝まで繰り返されていきます。
ですが、頭がさえた状態で眠るとレム睡眠が多くなって
しまい、脳が休まりません。夢を見ているときや
ひどいいびきをかいているときはレム睡眠状態といえます。
レム睡眠が長くなってしまったり、睡眠不足が長く
続くと、自律神経の働きが崩れてしまい、血圧が上昇します。
それがひどくなると高血圧症や心臓疾患を招く恐れも
あるのです。
深い眠りを誘うために
ノンレム睡眠の状態は脳が休眠することができ、
脈拍や血圧も安定します。このときは夢も見ません。
ホルモンが正常に分泌され、からだのめんえきりょくを
高めるということも確認されています。
リラックスするためには、ノンレム睡眠の時間を増やすように
していく必要があります。
ノンレム睡眠を増やすために以下のような
ポイントがあります。
・室温、湿度を快適な状態にする
・できるだけ決まった時間に終身、起床する
・できるだけ暗い状態で、明かりはわずかなものにする
・自然の音や好きな音楽をわずかな音量でかける
・まくらは低めで、適度な堅さのものを選ぶ
・覚醒作用があるのでお酒の飲みすぎには注意する
このようなことを行いリラックス効果を高めて
いきましょう。