家族の好きなものを取り入れながらも、栄養には
配慮しなくてはなりません。
好き嫌いのない夫婦二人分ならそう苦労もないですが、
三世帯同居ともなると、いろいろ考えることもあります。
年代によっても好みがあります。離乳食から年配の人向けともなると、
かなりの工夫が必要です。
しかし基本は栄養のバランスです。
まず肉と魚などメインになるおかずを考えます。
その場合、肉なら豚、牛、鶏などバランスよく摂取するようにすると
簡単に決まっていきます。
魚も旬のものを中心に選ぶと栄養的にも、価格的にも納得出来るものを
選べます。旬のものを選ぶことは大切ですが出始めは高いことが
多いので避けます。
ある程度出回ってくると価格も落ち着きますので、ねらい目です。
チラシなどにも掲載されていますからよく見ておき、賢い消費者に
なりましょう。
メインのおかずの調理の仕方も日によって変えていきましょう。
揚げ物、煮物、炒め物と変えていくと良いです。
また味付けも、一食の中で同じ味ばかりにならないようにします。
辛いもの、甘いもの、すっぱいものがバランスよく食卓に
並ぶようにしましょう。
メインを辛めにすると、副菜は、酢の物にするなど考えていくのです。
歯ごたえも重要です。歯の悪い人には合うように調理することも重要ですが、
子供のためには、あごの発達に硬いものも、おり交ぜていきます。
このように順番に考えていくと、そう難しいものではないので、
頑張って献立作りにチャレンジしてみましょう。