最近は物を買ったり、サービスの登録をしたりする時に、
インターネットを利用することが日常的に行われています。
そこでは、名前や住所、電話番号、口座番号などの個人情報が
入力されることになるため、絶対に情報が漏れたり、盗まれたり
することがあってはなりません。
そこで、情報が盗聴されないための防止策として
とられているのが「SSL」です。
SSLとはSecureSocketLayer(セキュア・ソケット・レイヤー)の略で,
データを暗号化してやり取りする手順のプロトコルのことです。
このプロトコルはセキュリティ機能付きのHTTPプロトコルで、
個人情報などの機密性の高い情報をサーバとクライアントの
パソコン間で安全にやり取りできるようにするためのものであり、
アメリカのネットスケープ社が開発しました。
伝える内容自体を暗号化(SSL)することで、データの盗聴や
改ざんが防止します。
SSLを利用したウェブページかどうかを見分けるのは簡単です。
ページのアドレスが「http://」ではなく、「https://」になっており、
「p」の右横に「s」が付いていれば、SSLが利用されています。
また、アドレスバーの横に、「鍵」のマークがついています。
この鍵のマークをクリックすると、SSLサーバ証明書が入っています。
SSLサーバ証明書というのは、サイバートラスト社に代表される認証局が
発行している電子証明書です。
情報通信先サーバのサイト運営企業が実在していることを証明し、
WebブラウザとWebサーバ間(又はサーバ同士)でSSL暗号化通信を
実施していることを示しています。