コメダ珈琲が買収というニュースが出ていました。
つい最近、まもなくタリーズコーヒーの出店舗数を
抜くという快挙のニュースが流れていたのに
何故この状況で買収?
実は負債が膨らんでいたのか?等思って
よくよくニュースを見てみるとどうやら異なるようです。
コメダ珈琲自体は既に2008年4月の段階で
アドバンテッジパートナーズというファンドに
事業承継をしていたのです。
そして今回更なる拡大を行うために
アジア系ファンドに譲渡し資金調達を行うという
方向に動いたということ。
どうやら経営に問題があるわけではなく、
一定時期で創業者は事業をファンドに託したと
いうところですね。
もともとの品質が良いコメダ珈琲がファンドと手を
組むことによって品質だけでなく経営面も改善し
急速な発展を遂げているということなんでしょう。
ファンドの買収とはいえども、積極的に動いての
話といえそうです。
確かにコメダ珈琲といえば有名でしたが名古屋の
ローカルというイメージがありました。
ここ数年で一気に変わってしまいましたね。
ローカルではなくなるのは寂しくもありますが
良いものが市場を取っていくというのは市場原理で
当然の話になります。
私自身もコメダ珈琲はそこまで近くにはないのですが
それでもたまにあの味が欲しくなんて出かけるなんて
ことがあります。
今流行っているカフェ形態とは一味違いますが、
昔の喫茶店のような暗い雰囲気ではなく、対応は
一流というところ、この今までとは違った
マーケットを開拓しているというところが
ポイントなのだろうと思います。