私は毎年五月のかかりに自宅のミニ菜園に大葉(青紫蘇)の
種を蒔きます。種屋さんで買った一袋全部をぱらぱらと蒔き薄く土をかけ、
その上を新聞紙で被い一週間ほど待ちます。
芽が出て適当に間引き、七月頃から九月の初めまで食べることが
できます。四年間同じことを繰り返しています。
大葉は目の疲れや涙目などによく効くと聞いたからです。
大葉を知る前は秋から冬にかけて目の調子が良くなかったのですが、
大葉を続けて五十日間食べたその年は目のトラブルが起きませんでした。
たまたまかと思いましたが、二年目以降も同じ状態が続いています。
自らの体験で目に利くことを証明できました。
食べ方はハサミで細かく切って、味噌汁に浮かべます。
最初は違和感ありましたが慣れてきますと何ら問題なく
食べることができます。目が疲れやすい、アレルギ-がある方にお勧めです。
もう1つはキンカンです。昨年の四月、熟したキンカンを沢山収穫しました。
生食するには酸度が強く皮が軟らかくはないので、使い方を考えるまでと
冷凍庫で凍らせておきました。
温州ミカン、ハッサク、夏ミカンの順で店頭から消えていきます。
かんきつ類好きの私には六月頃になると手に入らなくなります。
冷凍したキンカンを解凍して食べてみました。
あの酸味が消え、皮もやわらかくなり、甘いキンカンになっていたのでした。
凍っている間にキンカンが変化していたのです。美味しいですが、
用心して毎朝二個ずつ食べ続けました。
早生ミカンが出て来る頃まで食べました。300個くらいは食べたのでしょうか。
今年は肌が違うなと思ったのは12月になってからです。
毎年この頃には顔が荒れて白い皮が目立つようになるのですが、
今年は違います。一月になっても皮膚がつやつやしています。
キンカンの効果でしょうか。そう思います。今年も同じことを繰り返し、
キンカンの効果に間違いないということを確かめようと思っています。