実際に育毛剤を利用している人のうち
どれくらいの人がきちんと髪が増えているのでしょうか。
育毛剤が効かないと感じている人は多いと思いますので、
今回は育毛剤の効かない原因を考えてみましょう。
まずは、髪が抜けていく原因を考えてみると、
ひと昔前までは、
「遺伝によるもの」
という声が多かったと思います。
最近の研究によると、
遺伝よりも、生活習慣や、ストレス、喫煙、
髪の洗い方等が悪い等の原因が多いと言われています。
男性ホルモンが多いことを原因とする男性型脱毛症と
いう病気もありますが、実際は生活習慣にて薄毛になることも多いそうです。
男性ホルモンの過多による薄毛については、
予防も難しいとは思いますが、
もともとの薄毛の原因が生活習慣などにある場合は、
育毛剤を使うのと並行してもともとの原因を改善する必要があると思います。
育毛剤に頼りきりで健康管理が不足していると、
頭皮や髪にはいい影響を与えません。
あくまで育毛剤というのは発毛などのお手伝いをするもので、
睡眠不足や栄養不足など、体の状態が健康でない場合はいくら
育毛剤を使っても効果がでないのは仕方のないことだと思います。
毛髪は夜寝ているときが一番成長しますので、
たくさんの睡眠がいいことはもちろんですが、
食生活を改善することが難しい方は、
サプリメント等で栄養のバランスを調節することも大切だと思います。
その他の育毛剤が効かない原因としては、
短期間でやめてしまうことも大きな原因だと言われています。
最近は即効性の育毛剤というものもありますが、
そういった速効性のものでも、
実際は継続して使うことで効果が表れてくるものが多いのが現状です。
自分の症状や頭皮の状態と合っていない場合もありますが、
大まかな症状が合っている場合は、
即効性の場合も数か月ほど使ってみて、
長期的な効果を確かめてみることも大切だと思います。
育毛剤が効かないと感じている人は、
まずは栄養状態や睡眠に気をつけ、
継続的に育毛剤を使っていくことから始めてみてはいかがでしょうか。