現在販売されている育毛剤にはたくさんの種類がありますが、
今回は作用ごとにどのようなものがあるのか紹介いたします。
まず一つは、
健康な体を作り、発毛しやすい状態を作る、
「発毛しやすい体内環境を整えるタイプ」
があります。
皆さんもご存じのとおり、
体全体に栄養を運んでいるものは血液ですが、
その血液の状態で発毛環境が大幅に変わるといわれています。
栄養状態を整えるサプリや、血液状態を整えるサプリが、
育毛にも効果があるといわれています。
そのほか、
血液が頭皮を循環しやすくするための、
「頭皮の状態を改善するタイプ」
のものがあります。
血液が髪の毛に栄養を運んでいるということは上記のとおりですが、
頭皮が固くなると、血中の栄養状態が良くなっても、
栄養が隅々まで行き渡らない、効率の悪い状態になってしまいます。
これは、育毛剤はもちろんですが、
普段から育毛シャンプーを使った洗髪や
頭皮マッサージなどをすることによって、
大幅に状態が変わります。
他の分類としては、
毛根に直接働きかける、
「毛母細胞に直接作用するタイプ」
があります。
毛母細胞というのは、栄養や酸素を養分として、
細胞分裂し、髪の毛を成長させるものです。
この細胞分裂が盛んにおこなわれるほど、
髪の毛が成長していきます。
こちらのタイプの育毛剤には、いろいろな種類がありますので、
自分に合ったものを見つけることが大切です。
最後に、
男性型脱毛症のための、
「男性ホルモンの働きを抑制するタイプ」
があります。
男性型脱毛症という言葉は最近広く知れ渡ってきました。
「AGA」という名前で覚えている方も多いかと思いますが、
典型的な症状としてはこめかみの上から生え際が後退してく、
いわゆる「M字」に脱毛が進んでいく状態です。
こればかりは、生活習慣や睡眠不足ではどうしようもなく、
最近では医療機関にて扱っているところも多いです。
もちろん市販の育毛剤でも、男性ホルモンを抑制するタイプの
ものがありますので、まずは自分の状態を確認してから育毛剤を選ぶことが大切です。
このように育毛剤には様々な分類のものがありますので、
自分に合った育毛剤を見つけることが発毛への鍵となるでしょう。