最近販売されているディーゼル車の実力には目を見張るものがあります。
今までのディーゼル車といえば、排気ガスが臭い、加速が遅い、
ガラガラうるさいといったイメージでバスやトラックなどの
商用車以外ではあまりなじみがありませんでした。
そんなディーゼル車も数年前からメルセデスベンツなど輸入車を中心に
販売され始めました。
日本車もやっと輸入車に対抗できるディーゼル車が登場してきました。
そんな中去年登場したマツダの「cx-5」はカーオブザイヤーを
受賞しました。私もとても気になるので試乗しましたがディーゼル車と
いわれなければ全く気づきません。
車外では少しディーゼル独特のガラガラ音がしますが、車内では
全く聞こえません。車が動き始めてアクセルを踏んでいっても、
加速が遅いということは全くなくガソリン車と何ら変わりありません。
ディーゼルエンジンは低回転でトルクが出るのでガソリンエンジンのよ
うに回転を上げなくても加速できるところが魅力です。
軽油はガソリンに比べて値段が安い上、ディーゼル車はガソリン車に
比べて燃費が良く経済的なため、ヨーロッパでは一般的です。
特にコンパクトカーは半分以上がディーゼルなんです。
日本は排ガス規制が厳しいため、ガソリン車やハイブリッド車が主流ですが、
「cx-5」のようなクリーンでガソリンエンジンのようにパワーのある
ディーゼルが販売されれば、どんどん増えてくると思います。
実際に「cx-5」の8割がディーゼルだそうです。