社会

保障と補償と保証

投稿日:

021935
生命保険や自動車保険の説明文の中に出てくる言葉で、紛らわしいものに、
「保障」と「補償」と「保証」があります。

例えば、「保障期間」、「補償期間」、「保証期間」と書かれていた場合、
何を「ホショウ」する期間なのか、明確な違いを指摘できる人はそんなに多くはいません。

保険用語としての使われ方を見てみると、一般的に、損害保険は「補償」、
生命保険は「保障」を多く使用しています。そして、「保証」は主に年金保険などに出てきます。

保険業法で言うところの、「一定の偶然の事故によって生ずることのある損害をてん補する」のが
損害保険です。
てん補というのは、被った損害を補うという意味があり、「補い償う」ということから、
「補償」の字を充てます。
「補償」を使う保険では、自動車の車両保険のケースのように、
原則的に「被った損害額」以上の保険金を支払うことはありません。

一方、生命保険の「保障」は、「死亡や入院に対し、一定額の保険金を支払う」場合に
使われます。一家の大黒柱が死亡したり、入院したりして、生活していく上で
「差し障りとなることから保る(まもる)」ためのものなので、「保障」が使用されています。

また、「保証」が使われるのは、主に年金保険の「保証期間付終身年金」や
「保証期間付有期年金」などの時です。「保証」は「大丈夫だという証(あかし)を保たせる」と
いう意味になります。保証期間中に被保険者が生きていても亡くなっても、
その期間中の年金は必ず支払う、というように用いられています。

なお、この使い方は保険だけではなく、例えば国の制度においても、
「社会保障」だとか、「災害補償」のように使われています。

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