社会

仕事なく今日も一日「追い出し部屋」

投稿日:

komattaS1
「追い出し部屋」が話題となり、厚労省なども実態の調査に
乗り出しているようで、ツィッターなどでも熱い議論となっているようです。

元は朝日新聞がパナソニックの「事業・人材強化センター」という部署が、
その実態は退職を強要するためのいわゆる「追い出し部屋」ではないかと
素っ破抜いたことによるものです。

記事によると、まず最初に希望退職の対象となった社員は希望退職に
応じるか、もしくは同センターへの異動を希望するかの選択を迫られ、
次いで同センターに異動すると基本的には忙しい他部署の応援などに
狩り出されるわけですが、仕事が無ければ日がな一日何もすることなく
過ごさざるをえず、結果的にそれに耐えられなければ
退職せざるをえなくなるということのようです。

例としてはパナソニックを挙げていましたが、同様の仕組みはソニーや
朝日生命など他の大企業にも普通に見られるもので、その内実は
一旦正社員として雇った人を業績が悪化したからといって簡単に
辞めさせることができない企業側の苦衷というのもあるようです。

この記事は日本の企業が抱える非常に多くの問題点を内包しており、
に大企業による陰湿な首切りでは済まされない難しい問題です。

リーマンショック以降、契約社員などの非正規雇用形態の使い捨てが
問題視されていますが、かといってじゃあ正社員にさえなれれば
絶対安泰かというとこの記事はそんなことはありえないことを証明しています。

2013年になり、大企業中心に優遇する政策を行うことで
雇用や賃金の上昇に結び付けようという政策に舵を切っていますが、
この「追い出し部屋」の記事を読む限りにおいてはそんなに
うまくはいかないのではという気がしてしようがありません。

adsense

adsense

-社会

執筆者:

関連記事

no image

新政権への期待値

12月の総選挙で自民党が圧勝し安倍政権が誕生しました。マーケットは大きく 反応し円安株高が続いています。しかし3年前国民はその自民党政権に対して 失格の評価をしたわけです。3年間での反省はあっかもしれ …

no image

為替介入の仕組み

為替介入は日銀が行なうもので、自分の国の通貨を 守るためのものですが、仕組みがどうなっているか 知っているでしょうか。 日本では外国為替平衡操作とも言われることのある 為替介入ですが、これは為替レート …

no image

晩婚化と出会いの場

日本の晩婚化・非婚化が顕著になっており、結婚する平均年齢は 女性が27.4歳、男性が29.3歳となっています。 10年前に比べると、実に2歳以上も結婚する年齢が遅くなっています。 日本の晩婚化が進んで …

高齢者の運転が悪いのか?それとも制度の問題か?

昨今の高齢者の運転事故は 大変なことになっています。 このことについて週刊SPAで ひろゆきのネット炎上観察記で 書かれているということで 内容がネットニュースで 掲載されていました。 高齢者の運転が …

no image

イギリスの高校教育について

イギリスの高校では日本教育とは違い、実力主義に基づく、 自己管理にゆだねられた教育といえます。 通常の日本では特定の科目に対する出席率やレポート、 そしてテスト結果によって、卒業資格を得る形になってい …

アーカイブ